幸せの気づき

NO.7

 

 

人に助けを求めることと 「恩」

 

2001年2月5日

 

私の友人でもあり、仕事仲間でもあるRという人がいるんですが、彼から、教えてもらったことをお話します。私は、3年ほど前、破産の危機にありまして、本当に不安のどん底で、どうしていいのか分からないという時に、ふと、夢を見て、その夢の中で、あるアパートの窓から手を振っている人がいたんです。起きた時に、あれ? R? その頃、私と彼は、仕事の事で意見が合わず、一時一緒に仕事をしていない時だったんですよ。それでも、その時は、その夢に何か意味を感じて、思いきって、電話したんです。自分の状況を説明し、助けてもらえないかって。ものすごい勇気がいりました。それも、困った時にだけそっち向いてって言う罪悪感もありね。そうしたら、「人って言うのは、余裕があって、可能ならば、いつも人を助けてあげたいって思ってるんだよ。でも、助けてって言ってもらえない人もいるんだよ。だから、人に助けを求めるっていうことは、その人に人を助ける機会を与えているんだよ。それは社会貢献だよ。だから、ありがとう。助けを僕に求めてくれて。」って言われたんです。私は、もう、腰砕けるくらいびっくりして! 助け求めて、ありがとうって言われたよ!って。すごい、うれしくなって、ホント、泣けてきました。これを聞いてから、私、生きる姿勢変りました。助けを求める事が、よいことだって事、本当だなって言うことも、分かりました。もちろん、助けを求められた時に、余裕がなければ、ちゃんとNOを言うという事が大前提ですが。

そして、人に助けられた事を、恩を売られたように思い、重く感じてしまう自分もいた私でしたが、この事も、大分前に、やはり、Rから、何かをしてもらった時に相手に対してする事は「ありがとう」という言葉一つだけだよ。って言われたんです。それ以上に何もないよ、って。一生頭上がりません、的な態度を、自分が逆にされたら、確かにうっとうしくて、こっちが重くなってしまいますよね。相手が、もし、「ありがとう」以上の事を要求してるとしたら、それはおかしい事だって。ビジネスならともかく。だから、「ありがとう」以上に何かしなきゃいけないと自分で思う事が、罪悪感とかを呼ぶんだと思うんです。人はエネルギー交換をして生きてる。それは、何かしてもらうエネルギーに対して、感謝というエネルギーで「ありがとう」を返す事で終わってる。それが、ビジネスならば、お金というエネルギーで返す。ちゃんと、感謝というエネルギーを返していれば、それ以上のものは必要ない、という事、すごく教えてもらいました。

なんか、単純な事なんだけど、どっかで、「物」という形にしないと感謝した事にならない、みたいなことを誰かが思い始めてしまった時があるんでしょうね。目に見えないものを信じられなくなってしまった瞬間が。今、これ書きながら、なんか、そうか、結構、深い話しだわ、なんて、一人感心しています(笑)・・・・・ 

・・・・・数年前ですが、シャーリー・マクレーンが、自分のエゴを引っ込めて、人からの情けを受け取るという事を覚えるために、スペインをお金なしで、歩いて旅をしたそうです。この話聞いた時も、この人すごいと思いました。日頃、お金に困るという事のない彼女が、お金なしに、人と付き合い、人に「頼んで」何かをしてもらうという事、ちょっと考えれば、屈辱的、と思うような事をわざわざ経験したって事。そうなんですよね。人に何かしてもらうために頼む事って、現代人、結構、屈辱だと思ってません? それがあって、ますます人に物を頼めなくなる。人に物をお金払わずに頼む事は、自分が無能ですということを認めているような気になる?からかな。私も、ものすごい屈辱をだと思ってましたよ。過去は。人には恩を売っても、買ってはいけないって(笑)! 

今ね、恩という字を辞書で引いてみました。「人から受ける情け。恵み。いつくしみ。」なんかこれ見てますます思うのは、だったら、やっぱり、それのお返えしは「ありがとう」以外ないじゃん、って。情け、恵み、いつくしみという目に見えないエネルギーに値するものは、やっぱり、目に見えない感謝というエネルギーじゃないかなって、ほんと思います。

 

幸せの気づき目次

トップページ